平賀源内と金玉均の墓碑文
私の知るかぎりではまったく縁もゆかりも無い二人ですが、墓碑文が
杉田玄白の手になる墓碑には、
「嗟非常人、好非常事、行是非常、何死非常」(ああ非常の人、非常のことを好み、行いこれ非常、何ぞ非常に死するや)
とあり、当時最先端を走っていた玄白をしてこの墓碑を書かしめる才能が伺われる。
墓碑には朴泳孝の撰文、大院君の孫 李 呵O(イ・ジュンヨン)書で以下が刻まれている。
「嗚呼、抱非常之才、遇非常之時、無非常之功、有非常之死..(以下略)」( ああ 大変な時期に たぐいまれなる才を抱き 大きな功績を残せず 無情の死..)
と、不思議にスタイルが似ています。
- まったくの偶然
- 共通の元ネタがある
- 後者は前者のパクリ(時代的に逆はありえないので)
本命2番で対抗1番かな、と思いますが、ちょっと共通の元ネタが思いつきません。あるとしたら中国古典でしょうけれど。